ホテルライクな内廊下式タワーマンションの問題点

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ホテルライクな内廊下式タワーマンションの問題点

これから分譲するあるタワーマンションのチラシが自宅に送られてきました。

たくさんセールスポイントが書かれている中に「ホテルライクな内廊下式を採用」とあります。

タワーマンションの場合、外廊下では強風を受けて危険なので、当然のごとく内廊下式になります。これを「ホテルのような廊下」を採用したのだよと表現したいのでしょう。

ただこの内廊下には大きなデメリットがあります。

廊下全体が壁に囲まれているので昼間でも暗い。照明を点けないと真っ暗です。つまり1日じゅう照明が必要ということです。

また風通しがないので夏は蒸し暑い。そこで内廊下専用の冷房設備が必要になります。こちは冷房する体積が大きいので、それなりの電気料金が必要になります。

この2つの設備維持のおかげで、内廊下式マンションは共用部分の電気料金が高くなります。その料金は管理費から支払います。

今までならそう問題にならなかったのですが、最近の電気料金の高騰で相当額の管理費の値上げが必要になっていると聞きます。

タワーマンションの場合、他にも高層エレベーターという電気食い虫が付いています。

これらをすべて賄うための電気料金、果たして管理組合の体力が持つかどうか、あるいは値上げの合意ができるのか?購入時によく調べる必要があります。

ホテルライクも楽ではありません。