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資産価値が残る住宅とは?

最近ご相談をいただくお客様の多くが、資産価値がある住宅・マンションを買いたいとおっしゃいます。価値が下がるより、上がった方が良いことは確かですが、資産価値をどう考えるか、結構難しいことです。

例えば今マンションを購入した場合、果たして資産価値が残るのか?

現在のマンション価格はバブル経済期以上に高騰しています。

不動産価格には大きな変動の波があり、現在はそのピークにあると考えられます。このブログでも紹介しているクズネッツサイクル理論によると、日本では約17年周期で不動産価格のピークが回ってきます。

つまり今マンションを購入すると、次のピークは2041年頃と考えられ、それまでの間は価値が下がることが予想されます。

他に、例えば東京と名古屋どちらが資産価値が残るのか?

人口流入が続く東京に決まっているでしょうという意見もありますが、例えば首都圏直下型地震や富士山噴火に見舞われれば、東京の住宅の価値はどうなるでしょうか?

あるいはマンションを買ったとして、管理組合総会にも出席しないし、理事会にも参加しない。そんなマンションであったらどうでしょうか?

管理が良好なマンションとそうでないマンションの資産価値は、長年の間に大きく差が出ると考えられます。

さらに昔ニュータウンと言われた街はどうでしょうか?

分譲当時は夢のニュータウンと言われましたが、いまや空き家の宝庫です。こうなることを誰が予想したでしょうか?

このように資産価値の判定は基準をどこに置くかによって、まったく異なってきます。

こう考えると、資産価値は現在考えられる範囲の基準でしか判定できないということになり、実際に価値が残るかどうかは、そのときになってみないとわからないということになります。