中古マンションの住宅取得資金の贈与の特例

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中古マンションの住宅取得資金の贈与の特例

昨日まったく同じ相談が2件続いたのでご紹介します。

中古マンションを購入するが、親から1000万円の贈与を受けようと思う。どのような手続きが必要かという相談です。

現在一般的な住宅の場合、一定要件を満たせば500万円まで両親や祖父母からの贈与が非課税になります。

さらに「省エネ住宅等」の性能が高い住宅については1000万円まで非課税になります。「省エネ住宅等」には、省エネだけでなく一定の耐震性、バリアフリー性を満たす住宅が含まれます。

昨日のご相談は1000万円でしたので、この「省エネ住宅等」に該当すれば非課税になります。

「省エネ住宅等」に該当するためには、以下の書類のどれかを提出する必要がありますが、中古マンションの場合これが大変難しく、泣く泣く1000万円の非課税を断念される方が多いのです。

住宅性能証明書
建設性能評価書
住宅省エネルギー性能証明書
認定長期優良住宅建築証明書(別要件あり)
認定低炭素住宅建築証明書(別要件あり)

以上のような「省エネ住宅等」に該当しますよという証明書が必要になります。

また証明するために建物の調査が必要な場合は、住宅の取得の日前2以内または取得の日以後に、その証明のための住宅の調査が終了したもの、または評価されたものに限るという条件が付きます。

戸建て住宅ならそう難しくありませんが、中古マンションで上記の書類を出せるマンションは少数派です。

結果として1000万円の非課税を利用する場合は、最初から証明書が出る中古マンションに絞って探す必要があるということで選択肢が大変狭まります。ご注意ください。