注文住宅の「とりあえず契約」は絶対にダメ

住宅のこと相談して安心・安全・スムーズ

名古屋エリア随一の住宅相談専門の事務所
100%相談者のための家づくりをサポート

ご相談・お問合せ

【TEL受付】10:00~18:00 水曜休

  1. トップページ
  2. オフィシャルブログ
  3. 注文住宅の「とりあえず契約」は絶対にダメ

注文住宅の「とりあえず契約」は絶対にダメ

多くのハウスメーカーが今月決算を迎えるため、月内契約に向けて営業さんが「今月中の契約なら大幅値引きをします」などと言って頑張っています。

毎年この時期には準備が整わないうちに契約をしてしまったことから、トラブルの相談が増えます。

月内契約をするにしても、おおむね計画が固まって内容を理解したうえで調印していただきたいと思います。

昨日も「この状態で契約しても良いでしょうか?」というご相談がありましたが、プランは未定で契約後に本格的に打ち合わせるとのこと。

営業さんは「請負契約は調印後でも変更できるので問題ありません。とにかく3月契約しないと値引きができなくなります」と言っているようです。

このようにプラン未定で契約することを「とりあえず契約」と言います。

確かに請負契約は調印後も変更することができる契約形態ですが、どのような変更もできるわけではありません。

施主さんの希望で設計してみたら、建築基準法に合わない箇所で出てきたとか、そのハウスメーカーの規定ではできない設計だとか、できることはできるが費用が大幅に上がってしまったなどということは、いくらでも起こることです。

ですから「とりあえず契約」は絶対にやめてください。

おおむねプランが確定し、見積もりも納得した段階で契約するのが正しい進め方です。

また建築地未定のまま建物を先に契約することを「空中契約」と言いますが、これもダメです。

決算値引きに魅かれて正しい契約をしないと後で困ることになります。ご注意ください。