朝7時半に問い合わせ電話が入りました。
本日9時から住宅ローンの契約に行くが、どのタイプで借りたらベストか教えてほしいという内容です。
すでに独立系FP、保険会社のFP、知人の銀行OB、紹介された銀行員の4名に相談しており、それぞれの回答がバラバラなので混乱されている様子です。
現在の住宅ローン選びは・・・
1.金利(変動か固定か、金利水準)
2.事務手数料型か融資手数料型か?
3.保証料型の場合、一括前払いか、金利上乗せか?
4.付帯する保険を利用するか?(がん団信や疾病特約付保険)
5.将来繰り上げ返済するかどうか?
これらの要素をすべてシミュレーションして、自分に合ったベストローンを選ぶという、正直一般の方には荷が重い時代になっています。
相談者はそのあたりもよく研究されていましたが、専門家4人の回答がバラバラなので、悩んで弊社に電話されたようです。
しかし弊社に回答を求めるのは無理な話というものです。その理由は・・・
1.あと2時間半でベストローンを提示することは時間的できません。
2.相談者のライフプイランをはじめ、年収や家族構成も知らないで責任ある回答は出せません。
3.本来ならお客様の家計のキャッシュフロー表を作成して判断しなければ、ベストローンは提示できません。
FPに作成してもらっているようですが、聞いた範囲では物価上昇率の設定やローン金利上昇の設定に整合性がなく、正しいシミュレーションになっていないようです。
そのキャッスフロー表を基にして弊社が回答することはできません。
4.そもそも弊社はFP業としてシミュレーション作成を有料でやっております。無料ではできません。
自分に合ったベストな住宅ローン選びは、住宅ローンを利用するかも知れないと思った段階で相談していただくことをお勧めします。