老後資金2000万円不足問題は事実

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老後資金2000万円不足問題は事実

老後資金2000万円不足問題は、政府がすかさずもみ消しに走ったので、その後表立って取り上げられることはなくなりました。

しかし今週相互に関係のないお2人の方とお話ししていたときに、そのことが話題になりました。

お一人はある金融機関で住宅ローンの審査を担当する方。

「年収が高い方ほど貯蓄が少ない傾向があると思いますが、FPとしてどう思いますか?」という質問をいただきました。

そして自分としては年収800万円超の方にその傾向が見られるとのこと。

まったく同感です。(私は1000万円超の方に見られると言いました)

弊社でご相談者の将来の家計をキャッシュフロー表で分析すると、年収800万円超でも意外にも老後資金が不足する傾向が見られます。

おそらく年収があるだけに過剰な住宅ローンを利用されることや、生活費が高いために退職後の生活費をセーブしづらいことが挙げられると思います。

もうお一人はケアマネージャーさん。

認知症などで施設に入所する方の相談を受けるお仕事ですが、入所費用が払えない人が意外なほど多いとのこと。

中には入所費用を払うために、生活保護を受けなければならない人もいるとのこと。それは例外ではなく相当数あるとのことで、「老後資金2000万円問題って、このことを言うのでしょうか?」と質問をいただきました。

私たちFPは、25年以上前からお客様の家計のシミュレーションをしており、このようなことになることは薄々気づいていたので事実だと思いますとお伝えしたところ、「やはり若いうちからシミュレーショしておくことは大切ですね」とおっしゃっていました。

みなさま、FPをうまく使っていただいて安心できる生活を送っていただくことを祈念します。