ペアローンのデメリット・借り換え

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ペアローンのデメリット・借り換え

ペアローンに関するご相談が増えていますが、メリットだけでなくデメリットも説明させていただいています。

ペアローンの場合、夫婦それぞれが1つずつローンを借りるわけですが、これを将来借り換えようとするときに難しいことがあります。

2本のローンは必ず2本一緒に借り換える必要があります。しかも同じ金融機関で借り換えます。

よく夫の分だけ借り換えたいとか、夫がA銀行に、妻がB信金に借り換えたいというご相談がありますが、これはできません。

また借り換えと言っても、新規で住宅ローンを借りるのと同様の審査が必要になります。

借り換え時点の
1.勤続年数・勤務形態
2.年収
3.健康状態(団信加入のため)
4.その他の借入(オートローンや教育ローンなど)
などが審査されます。

お1人だけでなく夫婦ともに審査が必要ですので、リスクは2倍になっているということです。

転職した、専業主婦(夫)になった、年収が下がった、病気になった、住宅購入後に新たにオートローンを借りた・・・などで審査が難しくなるケースがあります。

長いローン返済期間ですので、ライフプランを考慮してペアローンを採用されることをお勧めします。

弊社では、ペアローンを希望される場合も、将来40年分の家計のシミュレーションをしてから判断するようにしています。