既存(中古)住宅を買おうと思っているが、どのタイミングでホームインスペクション(住宅診断)をすれば良いでしょうかというご相談。
日本では既存住宅の購入は「早い者勝ち」というルールになっているので、売買契約の前にホームインスペクションをしている余裕がないのが一般的です。
しかしその住宅がきちんとした住宅かどうかは、買主としては是非知っておきたいことですから、ホームインスペクションを何とかやれるようにしないといけません。
通常の進め方は・・・
1.住宅を内覧する
2.購入意思を固める(いくらで買うか?引渡はいつにするか?などを決定)
3.住宅ローンの事前審査を申し込む
4.事前審査承認
5.売主に契約条件を打診して合意する。そのときにホームインスペクションをすることの承諾をもらう。
6.ホームインスペクション実施
7.問題がなければ売買契約締結
1~6の間に、ホームインスペクションなどしないで購入したいという買主が現れると難しいことになるので、一連の作業をスピード感をもって進めることが大切です。