結露を発見したら、まず確認してほしいこと

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結露を発見したら、まず確認してほしいこと

この季節「新築住宅なのに結露が出た。欠陥住宅ではないか?」というお問い合せが増えます。

この問い合わせに対しては、赤外線サーモグラフィなどの検査機を持参して室内を測定しますが、最終的に住宅の問題=欠陥住宅と判断したことはほとんどありません。

では、何が原因と考えられるか?

1.少なくとも24時間換気は作動させてください。

24時間換気は結露防止を目的としている訳ではありませんが、まずは24時間作動させることで、少しは防止できると考えます。意外に止めているご家庭が多いです。

2.暖房はガスファンヒーターや石油ストーブなど直火が出る機器は避けてください。

これらの暖房機器では、どうしても多量の水分が室内に放出されます。

3.浴室やコンロの上の換気扇は十分作動させてください。

特にガスコンロでの調理は、多量の水分を放出するので、必ず換気扇を作動させて調理してください。

4.水分の話を書きましたが、人がただ室内にいるだけでも多量の水分を放出します。

最近は在宅勤務が増えて、家族全員が家に居るという方も多いでしょう。それならそれに合わせて換気する必要があります。

5.最後に既存(中古)住宅の場合は、換気扇の能力が低下している場合があるので、補修して正常に作動するようにしましょう。

近年は高気密な家が増えていますので、その分室内の水分を換気する必要が高まっています。思っている以上に換気に配慮していただければ、多くの場合結露は解消されます。