建売住宅購入のために、ご自身で探したネット銀行に住宅ローンを申し込んだ人の話。
無事融資承認が下りて、あとは引き渡しを待つばかり。
ところが引き渡し2週間前になって突然、融資額を2割下げますと連絡が来た。
2割も減らされたら購入することができません。
売主業者に話して引き渡しを2週間延ばしてもらい、業者の提携ローンを利用して何とか引き渡しができたとのことです。
こんなことがあるようじゃネット銀行は使えないねという話です。
別のネット銀行の担当者に聞いてみたところ、そういうこともあり得るので「融資を承認しました」とは明言していませんし、必ず「事情によって融資を変更することもあります」と書いてありますよとのことです。
ネット銀行の審査は、全国から集まった申込を東京で一手に行っており膨大な数があるはずです。
順に審査するだけで時間が足りなくなり、最終結論が引き渡し2週間前になってしまったということもあるでしょう。
ネット銀行の場合、途中のやりとりもメール対応になっていることが多く、タイムリーに意思疎通することが難しい点に注意しておく必要があります。
売主業者の話では「最初から弊社の提携ローンにしておけばこのようなことはなかったのに」とのことです。