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【再確認】地震に弱い住宅とは

地震保険の話をしてきたので、耐震性に弱い住宅とはどのような住宅なのか再確認しておきましょう。

1.構造的に無理をして設計している住宅
木造で2階建てまでの住宅は、構造計算をする義務はなく建築士判断で設計しても良いことになっています。

そのため、建築士によっては構造的にギリギリ無理な設計をすることもあります。

構造計算をしていないので心配だという相談をいただきますが、そのような場合は、費用を負担して構造計算をしてもらわれることをお勧めします。

2.手抜き工事・うっかりミス
設計がしっかりしていても、施工現場が決められたとおりに工事しなければ絵に描いた餅になってしまいます。

さすがに最近は手抜き工事は少ないと思いますが、うっかりミスや正確な知識がないことによる誤った工事は、多く見られます。

3.適切なメンテナンスをしない
設計が適切で工事もしっかりしたとしても、適切なメンテナンスをしなければ、劣化する箇所が出てしまいます。

その部分が地震に見舞われると、被害を受けることになります。

湿気対策、水漏れ、シロアリ被害などを放置すると劣化が加速します。

4.建物本体ではなく家具や家電の固定
家具や家電を固定していないと、飛んできてケガをすることがあります。建物本体に被害がなくても注意が必要です。

以上4点に対する対策ができていれば、地震で大きな被害を受けることはないと思います。