建築会社やハウスメーカーを選ぶ基準は、お客様によっていろいろあると思いますが、1点、こんな点にも注意していただけるとスムーズな家づくりができるのではないかと思うことがあるのでご紹介します。
大まかなプランや見積金額が決まって請負契約を締結した後に、仕様打ち合わせが始まります。
住設(キチンやトイレ・浴室など)や内装材の色やグレードを決める作業です。
この作業をする場合、建築会社・ハウスメーカーによって対応が全然違います。
1.お客様自身で住設・内装材メーカーのショールームに行って決めてきてくださいという会社
2.見本帳やカタログを見せて決めてくださいという会社
3.担当者がショールームまで同行してくれる会社(ただしこの中にも、営業マンが同行する、建築士が同行する、インテリアコーディネーターが同行する、工務店の社長が同行するなどいろいろあります)
正直傍から見ていると、ご自分だけでショールームや見本帳を見て決めるのは相当大変です。
やはりここは専門家=住設なら建築士、内装材ならインテリアコーディネーターに同行してもらうのが良いと思います。
しかし残念ながら同行してくれる会社は少数派のようです。
住設や内装材は家づくりの重要な要素だと思いますが、会社としては、すでに請負契約を締結している関係で、同行しても収益を大幅に上げられる業務ではないので、そこに人を投入できないと考えるようです。
建築会社やハウスメーカー選びでは、仕様打ち合わせをどのように進めるかまでは確認することはないと思いますが、是非同行するかどうか、誰が同行してくれるかを確認されることをお勧めします。
自分で決める方結構という方は関係ないことですが。