東京で不動産コンサルタントをしている知人と情報交換しました。
開口一番、東京の不動産市況はリーマンショック前夜のようだとのこと。
注文住宅は対前年で大きく下回っており、新築マンションのモデルルームには日本人はほとんどいない。(中国人だけ)
パワービルダーの建売住宅はついに値引きを始めた。
私も名古屋に居ながら、仕事ですから各種統計は見ているので、そうした状況は理解していましたが、リーマンショク前夜とは少々言い過ぎかと思います。
ただ現場の感覚はそういうことのようです。
本日のタイトル「今は住宅・マンションは買い時か?」という質問をいただいたら、もちろん人によって「買い時」の基準が違うので一概には言えませんが、価格という基準だけで判断すれば、買い時ではなく売り時と言えると思います。
買い手さんにとっては、高値掴みになる局面です。
この局面は、最近始まったものではなく、今年の年初から続いていると考えます。
したがって、住宅・マンションを購入して価格が下がるの避けたい人や転売しようとする人は、この局面は様子見を決め込まれることをお勧めします。
ただし住宅・マンションの買い時の判断基準は「価格」だけではありません。
お子様になるべく長く持ち家で過ごしてほしいと考えることも基準になります。そのような場合は「買い」と判断されてもよろしいかと思います。
現在の住宅ローン減税や各種補助金などを考慮すれば、「買い」の判断もそう悪い判断ではないという見方もできます。