11月5日にも同じ話を書きましたが、同様の話が続くので再度注意喚起の意味で書きます。
普段建売住宅を販売している不動産業者が、稀に注文で工事を請け負うことがあります。そのこと自体に問題はありませんが、建売と注文は進め方が違うので、どうしても施主様との間でトラブルになり易いのです。
建売は不動産業者が工事を発注し、地鎮祭もしない、上棟立会もしない、完成検査は工務店任せ、そのまま販売して引き渡します。変な建物を販売しないとは思いますが、一般の施主様が発注するよりチェックが甘くなることは否定できません。
このような建売住宅ばかりを工事している建築業者が、稀に注文で工事を請け負うと・・・
施主様と打ち合わせをした、まめに報告することをしない。
多少のことなら多めに見る癖がついているので、真剣に対応しない。
そもそも施主様をお客様と考えていない。
ですから弊社に寄せられる相談は、初歩的なことが多いのですが、それさえ対応しようとしません。
建築現場を拝見すると、本当にこのまま完成させるのかと思うようなことが多く見られます。
いくら建売をたくさん供給している有名企業でも、注文での新築は別物と考えた方が良いと思います。
最近本当にこの手の相談が増えているので注意喚起で書きました。