家づくりの最終局面はインテリア選び。壁紙・床材・コンセントから照明器具・家具・窓掛けまで、ご自身のテイストでコーディネートできると満足度もアップします。
そのためにインテリアの専門家=インテリアコーディネーター(IC)に依頼して提案を受けることは良いと思います。
ただしICと言っても、ほかの業種と同様、優秀な人もいれば素人同然の人もいる訳で、あなたにとってベストな提案をしてくれる人かどうかわかりません。
そんな中でICを見分ける1つのポイントをご紹介します。
ICと言っても、現実はなかなか厳しい仕事です。インテリアの提案にお金を払う文化がない日本で、しかも予算が限られる中で提案業務をしなければならないので、正直建築会社にとっては儲からない部署になります。
そこでICは大きく3つの雇用形態に分かれます。
1.正社員(採算度外視と割り切って採用し、他の業務を兼務することもある)
2.パート・契約社員(おもに1件いくらと決めてコーディネート料金をもらう)
3.歩合社員(提案して得た収益の中から歩合で報酬を得る)
以上3つを兼業することもあります。
これは営業スタイルにも影響が出ます。3ですと、必要のないものまで販売するという傾向が見られます。
どの形態が良いか一概に言えませんが、あなたの担当ICはどの形態なのか、押さえておくことは無駄ではないと思います。