自宅を新築中のお客様の依頼で、断熱材工程の検査をしてきました。

断熱材はウレタンフォーム吹付で、グラスウールと比較して手直しの指摘が出ることは少ないのですが、今回の現場は手直しなしの完璧な施工でした。

第三者検査に行って、手直しゼロというのは何年ぶりでしょうか。検査している方も気持ちが良いものです。

前回伺った上棟検査（中間検査）のときに「ウレタンフォーム吹付なら余程指摘はないと思いますが、あるとしたらこういう箇所ですので注意してください。」と伝えてあったので、そうした箇所もしっかり施工されていました。

弊社の目的は良い住宅を建てていただくことで、指摘事項を出すことではありません。

ただどうしてもグラスウールの断熱材の場合、隙間が多い、防湿シートが破れている、耳がタッカーでしっかり留められていない、自重でグラスウールが垂れている、コンセントボックス回りが浮いているなどの手直しをお願いする箇所が出てしまいます。

細かいことを言うと思われるかも知れませんが、断熱性能はそういう細かな箇所が欠けると低下するものです。

ということで、本日は大変気持ちの良い一日でした。