昨日宅地建物取引士の更新講習を受けてきました。相変わらず不動産取引のトラブルが多いことを踏まえて、講習の3分の2以上はトラブル事例の紹介でした。
ここに売買に関するトラブルで多いと発表されたものを挙げておきます。
・キャンセルしたにもかかわらず、申込金を返金しない
・住宅ローンが通らなかったにもかかわらず、手付金を返金しない
・手付金を貸与したり分割することにより契約を誘引した
・建築条件付き土地売買契約に関するトラブル
・重要な事項を重要事項説明書で説明しなかった(これが一番多いようで、原因は知識不足ということです)
・媒介契約書を交わさないで媒介(仲介)を行った
一般の方は不動産のプロではないので、法律について知る術がないところ、専門家である宅地建物取引士がフォローするのがあるべき正しい姿ですが、どうもそうなっていないようです。
弊社住宅相談センターは、ご相談をいただいたお客様が安心・安全・スムーズ、そして少しでも有利に売買できるようにサポートする業務を行っています。
宅建講習でトラブル事例が紹介されないような時代になれば、弊社の存在意義はなくなると考えています。
速くそういう時代が来ることを祈ります。