最近住宅ローン相談があったお客様のケースをご紹介します。
3500万円を変動金利型、35年返済で借りたいという希望。
A社 金利0.375% 融資手数料77万円
B社 金利0.40% 事務手数料3.3万円 保証料70万円
C社 金利0.48% 事務手数料11万円
35年間の総支払額(総返済額+諸費用)は、
A社 約3812万円
B社 約3824万円
C社 約3814万円
B社は保証料形式なので、途中で繰上げ返済すれば、残り期間分の保証料が返還されます。
仮に15年目に完済すると約15万円が返金されます。意外に少ない。
住宅ローンには団信が付いているので、生命保険代わりになるから繰上げ返済しないで目一杯返済した方が良いという話を重視されていましたので、B社はなくなります。
さてA社とC社、どちらを選ぶか?
13年間の住宅ローン減税の額が多くなるため、結果的に金利が一番高かったC社になりました。
ちなみにこの3社より金利が安いX社は、ある理由で検討することはありませんでした。
住宅ローン選びも金利だけでなく複雑になって来ました。