書店で『持ち家離婚　家とローンをスッキリ解決』（入江寿＝ことほぎ著・みらいパブリッシング刊・１６５０円）を見つけ読みました。

離婚件数は減少傾向にありますが、離婚に伴う自宅と住宅ローンの処分は、年々難しくなってきています。

※離婚件数
２０００年　約２６．４万件　→　２０２０年　約１９．３万件

何故なら、以前は夫の収入だけで返済できる住宅ローンを利用して購入していたのですが、最近は夫婦ともに働いていることからペアローンや連帯債務のローンの複数ローンを利用する傾向にあるからです。

そこで著者は離婚相談とともに自宅をどうするか？住宅ローンをどうするか？のコンサルティングをしているそうです。

ほとんど場合、当事者が金融機関に行って相談しても、門前払いになることが多いのが離婚に伴うローンの処分です。

申し訳ありませんが、著者も書いているように一般の方だけで解決できる問題ではありません。

そこでこの本には解決事例がいくつか載っていますが、残念ながら具体的にどうした結果解決できたという部分は書いてありません。

そこが入江氏のノウハウですから当然ですし、例えば「Ａ銀行で解決しました」と書いたとしても、一般の方がＡ銀行に行っても解決できないと思います。

本にも書いてありますが、コンサルタントと金融機関の信頼関係、同じ金融機関の中でも対応できる担当との信頼関係がないとできないのです。

弊社住宅相談センターでは入江氏と同様、離婚に伴うマイホームと住宅ローンの問題の解決を行っています。入江氏がおっしゃるように金融機関との信頼関係なしには解決できません。

是非東海地区の離婚に伴うマイホームと住宅ローンの相談は、早めにご相談いただきたいと思います。

金融機関を多数回られる方が多いのですが、回るだけで大変な労力が必要になります。まずはご相談いただければ、すべてとは言いませんが、解決できるケースがあると思います。