大手ハウスメーカーの住宅の完成検査に行ってきました。大手ハウスメーカーなら検査しなくても良いのではとおっしゃる中でのホームインスペクション(住宅診断)でした。
結果として
1.床下の配水管が接続していない箇所があった
2.浴室天井裏の換気扇のスリーブが外まで達していなかった
の大変重大な2点を発見。
引き渡しまでに補修していただくことになりました。
配水管の不接合は漏水の原因になりまれに見られます。ここは実際に住んで排水をするようになって、しばらくしてから発見されることが多い箇所です。(すぐにはわからない)
換気扇のスリーブは200棟に1棟程度の割合でみられる不具合で、これは長く住んでいてもわからないことが多いです。
浴室天井裏がカビで充満し、何か変な匂いがするなと思うまで発見できません。
住宅全体からするとわずかな不具合でしたが、やはり新築住宅で、しかも大手ハウスメーカーの住宅でもインスペクションした方が良いという事例でした。