住宅・マンションンを新築・購入する時、いくらまでの予算なら大丈夫か?どれだけの住宅ローンを借りても無理なく返済できるか?
これを解決するためには、FP(ファイナンシャル・プランナー)が作成するキャッシュフロー表で確認するのが一番だと考えます。
最近ではFP資格を持っているご自身で作られたCF表を持参したり、他のFPに作ってもらったCF表を持参される方も増えています。
弊社住宅相談センターでは、そうしたCF表も拝見してアドバイスしています。
ただしその内容に納得できるケースが本当に少ないのです。
先週拝見したCF表は・・・
1.現在の年間生活費と30年後の生活費が同額。(つまり物価は上がらないとしている)
2.一方でその間の給与は年率1.8%で伸びる。
3.住宅のメンテナンス費用が計上されていない。(リフォーム費用はありました)
4.住宅ローンは変動金利0.4%で35年で変わらず。
これで「5000万円の住宅の購入は老後まで問題なし」という判定になっていました。
確かにこの通りになれば問題はないと思いますが・・・
弊社で思うところを修正してみたところ、老後資金が2000万円以上不足します。
何十年も先の将来を予想することは不可能ですが、常識的にあり得るシミュレーションにしておかないと、FPを信じて住宅・マンションを購入した方のためになりません。
より正確なCF表で購入可能価格・住宅ローンの借入額を出されることをお勧めします。
他のFPさんのCF表もきちんと拝見しますので、是非ご相談いただきたいと思います。