住宅ローン・変動金利が固定金利より高くなることがあるか?

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住宅ローン・変動金利が固定金利より高くなることがあるか?

ある金融機関でローンを借りようとされているお客様からの話。

担当者が言うには「住宅ローンは過去変動金利が固定金利を超えたことはないので、変動金利で良いと思います」と言われたとのこと。

確かにここ30年間、変動金利が返済期間中に固定金利を超えたことはありません。

しかしこの担当者が言う「過去に超えたことはない」というのは間違いです。

私は1987年に東京で既存(中古)マンションを買いましたが、このとき借りた変動金利は確か5.2%!!だったと思います。

その後例えば1990年の住宅金融公庫(現住宅金融支援機構)の貸出金利(長期固定金利)は5.5%になっていましたが、そのとき変動金利はなんと8%を超えていました。

変動金利が固定金利を超えることがあるという事実です。

私はそうなる前に転勤のためマンションを売ったので8%台を経験していませんが、7%台にはなっていました。

わずか3年で変動金利は3%上昇したことになります。

ときは「バブル経済」という今でも語り草になっている時代でした。

果たして今後同じことがあり得るか?誰にもわかりませんが、銀行担当者としてはちゃんと事実を伝えたうえで、お客様が金利タイプを選べるようにアドバイスするべきだと思います。

その担当者は、1990年頃まだ小学生だったから無理もありませんが。