多くの自治体が発行しているハザードマップには、地震が発生したときの液状化の可能性を示すマップがあります。
自治体内をメッシュ状に分割して、そのメッシュの中の液状化の可能性をランク分け(マップ上では色分け)したものです。
通常、「大」液状化発生の可能性が高い、「中」液状化発生の可能性がある、「小」液状化発生の可能性が低い、「なし」液状化発生の可能性は極めて低いの4ランクに分けられます。
土地・建物を購入される際には必ず確認されると思いますし、不動産業者は重要事項説明の中で説明することになっています。
ただ、自治体はすべてのメッシュ内をボーリング調査している訳ではないので、あくまで目安と考えておいた方が良いと思います。
もしその土地がボーリングやスウェーデン式サウンディング法で調査してあれば、その報告書を取り寄せて確認されることをお勧めします。
液状化については、被害を受けた後の対策はいろいろありますが、基礎補強の段階で誰もが100%認める有効な対策が確立していませんので、慎重に確認することが必要です。