先日あるテレビ番組で、最近の既存(中古)住宅・マンションのリフォーム・リノベーションブームの中で、他社と差別化してしっかり稼いでいる企業を紹介していました。
実際の施工例も施主さんとともに紹介され、いずれも魅力的な仕上がりで施主さんも満足そうです。
ただよく見るといずれの施工例もサッシはビフォーのまま、何も変えていないようです。
施主さんの希望でリフォームしているので、他人が文句を言う筋合いはありませんが、世の中省エネが求められる時代に、大掛かりなリフォームをしている割には、そのあたりがないなというのが個人的な感想です。
正直。省エネ性能は、例えば友人が遊びに来ても気づかないだろうし、見た目に全く影響しない所ですから、リフォームするときの優先順位は相当後になると思います。
私仕事で恐縮ですが、今年引っ越しをしたのを機会にサッシを断熱&防犯リフォームしました。
お陰でこの盛夏の中、夜エアコンも点けないで過ごせるほど断熱性が高まりました。電気料金値上げの中でも、おそらく昨年と比較して相当コストダウンできていると思います。
リフォーム・リノベーションは、あくまで施主さんが現在の住まいに対してお持ちの不満を解消するために行うものですから、断熱にこだわる必要はありませんが、今後断熱性能・省エネ性能が高い住宅がスタンダードになることは間違いないので、ご予算的に余裕があるる方は、一度検討されても良いかと思います。
ちなみに2025年から省エネ基準適合住宅が義務化、2030年からZEH水準省エネ住宅が義務化される予定です。