新築よりリフォーム・リノベーションが難しくなる

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新築よりリフォーム・リノベーションが難しくなる

最近は建築費が高騰しているため、新築を断念し既存(中古)住宅・マンションの購入にシフトされるお客様が増えています。

既存住宅の購入では多くの場合、リフォーム工事をされることが多いと思います。これは新築するのと同じくらい楽しい作業です。

ただ「リフォームは新築するより楽ですよね。」とよく言われるのですが、そうでもありません。

個人的には何もないところから自社で新築する方が、すでにあるものをリフォームするより簡単ではないかと思うこともあります。

現在建築業界では人手不足が深刻で、大工さんや設備業者、左官工などは若い人のなり手がなく困っています。

このまま行くと技術の継承ができなくなるので、リフォーム工事には大きな影響が出ると予想できます。

なぜなら、例えば築20年の住宅をリフォームしようと思った場合、当たり前ですが住宅は20年前の部材・設備・部品で造られています。

20年前の部材・設備・部品のことを知ってる人がいれば、作業もスムーズに進むと思いますが、技術の継承ができていないので「20年前のこの部材はどういう部材だっけ?」と立ち止まり、メーカーに確認する作業が必要になってきます。

20年前の部材のことをメーカーに確認しても、すぐには回答が帰って来ません。(メーカーも技術の継承ができていないので、回答に困ることもあります)

幸い今はまだ20年前に現場で働いていたベテラン職人さんが居るので、メーカーに確認しなくても答えが出ることもあります。(ベテラン職人はメーカー担当者より詳しいことも)

ということで、ご理解いただけるかと思いますが、リフォームでは実際に扱ったことがない部材・設備・部品のことがわかる職人さんが必要になるという点で、技術の継承ができている建築会社かどうかが重要なポントになります。

もちろんスケルトンリフォームと言って、内装・設備を全部解体して躯体だけにするリフォームであれば、躯体だけ理解している職人さんがいれば良いのですが、すべてのリフォームがそういうわけではありません。

リフォーム会社を選ぶときのポイントにしていただければと思います。

※若い営業マンをたくさん揃えているリフォーム会社が業績を伸ばしているようですが、弊社住宅相談センターにトラブル相談が来るのは、そうした会社が多いようです。ご注意を。