新築中の住宅診断=ホームインスペクションが大切な理由

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新築中の住宅診断=ホームインスペクションが大切な理由

住宅を新築中のお客様からの依頼で、工事中の現場の診断=ホームインスペクションに行く業務をしています。

正直来られる側の建築業者としては、良い気持ちはしないと思いますが、最近はお客様志向(CS)の時代ですので正面切って拒否する建築会社はありません。

(大手ハウスメーカーはありませんが、地元の有名企業で一部拒否する会社があります)

本来建築中の監理業務は建築士が行うもので、また指定確認検査機関などによる法定の検査もありますが、なぜ第三者のインスペクションが必要なのでしょうか?

例えば断熱材検査に行ったとします。監理する建築士が現場に来ないことは、このブログでご紹介しましたのでご理解いただけるとして、法定の検査はどうでしょうか?

弊社が指摘する箇所は・・・
・断熱材に隙間があります。
・防湿シートが破れています。
・配管回りに隙間があります。
という細かな箇所はどの現場でも出ます。

他に・・・
・本来断熱材があるべき箇所にありません。
というものもあります。

これらは法定検査で指摘されなかったのを、後で弊社が指摘した例です。

最近重要視される断熱性能は、断熱材を完璧に施工したという前提で各種数値を計算して決めるものです。

隙間があったり防湿シートが破れていたりすれば、数値自体が違ってきます。

施主(工事依頼者)は、設計上の数値通りの住宅ができると期待して工事を依頼するものです。施工がまずければ期待した数値の住宅になりません。

これは断熱材についての話ですが、他の箇所も同様のことが言えます。

新築中の第三者検査は費用がかかりますが、より良い品質の住宅ができることは間違いありません。