住宅・マンションを買うときと同じくらい気を付けてほしいこと

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住宅・マンションを買うときと同じくらい気を付けてほしいこと

大手ハウスメーカー主催のある企業の社員様向け住宅セミナーの講師をしてきました。

今回は戸建てとマンション双方のメリット・デメリットを中立的に話してほしいとの依頼でした。

購入時の資金計画では、本体価格だけでなく諸費用も含めてイニシャルコストでは問題なく購入できるが、将来のランニングコストについて十分理解されているお客様が少ないように見えるそうで、この点を重点的に話してほしいとのこと。

ランニングコストについて詳しく話すことは、購入判断の障害になることもあるので、ハウスメーカーとしては積極的に説明することを避ける傾向にありますが、このハウスメーカーの考え方は、将来自社のお客様が困ることはよろしくないからというものです。素晴らしい!

住宅・マンションを購入した後のランニングコストは、次のようなものがあります。
1.固定資産税・都市計画税
2.火災保険・地震保険・家財保険
3.修理・補修・交換費用
4.リフォーム代
5.定期的な大規模修繕費
6.自治会費

マンションの場合は、このほかに・・・
7.管理費
8.駐車場代・駐輪場代
9.専用庭やルーフバルコニー等の使用料
10.5の定期的な大規模修繕に充てる修繕積立金

セミナーでは「戸建てを購入される方は5の費用を計画的に貯めてください。金額はハウスメーカーや仕様によって異なりますが、月額1.5~2万円は貯めると良いでしょう。」

「マンションを購入される方は、7~10がマンション特有の費用で毎月引き落としされます。年間にすると数十万円になるので注意が必要です。自分で所有する範囲(専有部分)以外に共用部分を維持する費用も負担するので、意外に費用がかさむのがマンションです。」

このような説明をしました。

弊社住宅相談センターで、購入当初の資金計画を立てる場合は、以上のような費用を概算で入れて確認しています。