住宅を設計するときに知っておきたい標準的な寸法

住宅のこと相談して安心・安全・スムーズ

名古屋エリア随一の住宅相談専門の事務所
100%相談者のための家づくりをサポート

ご相談・お問合せ

【TEL受付】10:00~18:00 水曜休

  1. トップページ
  2. オフィシャルブログ
  3. 住宅を設計するときに知っておきたい標準的な寸法

住宅を設計するときに知っておきたい標準的な寸法

住宅の間取りを考えるときは、いろいろな長さ(奥行・幅・高さ)に注意する必要があります。完成した後に、狭かったとか広過ぎたと後悔しないように注意しましょう。

ある建売住宅の購入を検討されている方から、キッチンと食器棚の幅が狭いので購入を断念しようと思うという相談がありました。

建売ですので間取りの自由度はありません。納得できなければ購入しないことも理解できますが、立地や価格・デザインなど他の点は申し分ないのでもったいない気もします。

図面を拝見すると、キッチンと食器棚の距離は900~1000㎜程度に見えます。これは一般的な建売住宅としては標準的な距離です。

注文で設計される場合は、キッチンの使い方に合わせて1000㎜を超えるように要望される方もありますが、900~1000㎜であれば一般的です。つまりこの物件を見送ったとしても、他の物件も同じ程度だということです。

仮に1000㎜以上の物件が出てきたとしても、立地や価格・デザインなど他の点に満足できるかはわかりません。

なおキッチンと冷蔵庫の間は75㎜超。これも普通です。

「台所のトライアングル」と言われるシンク~コンロ~冷蔵庫の距離は調理の負担を考えると、次の程度が良いとされています。

広すぎると疲れます。個人的には( )の数値は少し遠いように思います。

シンク~コンロ=1200㎜(~1800㎜)
コンロ~冷蔵庫=1200㎜(~2700㎜)
冷蔵庫~シンク=1200㎜~2100㎜

今回はキッチンを取り上げましたが、他にもいろいろな寸法があります。設計士さんにご相談ください。

弊社住宅相談センターでは間取り相談も承っています。