この10月から多くの損害保険会社の火災保険料が実質値上げされます。
火災保険料を一括で前払いする場合、現在は最長10年一括払いができます。
その場合、弊社では資金計画を立てる際に、一般的な木造2階建住宅で約38万円で見積もっています。(あくまで概算額で正確には条件によって異なります)
これがこの10月以降10年一括払いができなくなり、5年が最長となります。
これを弊社で見積もる場合、今のところ約20万円としています。金額が変わらないとして5年後に更新すると、10年で約40万円となり実質値上げになります。
これは保険料が変わらなかったとして計算しましたが、現在の災害の発生状況=保険金の支払い状況を考えると、6年後の保険料が上がっていることも考えられます。そうすると更なる値上げということになります。
ここまで一括前払いでお話ししましたが、毎年払いの方はより負担が増えることは避けられません。
このような中、火災保険は5年一括払いができるように資金計画することで、少しでも節約できるようにしておくと良いと思います。