住宅ローンの繰上返済をしてはいけない理由を検証

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住宅ローンの繰上返済をしてはいけない理由を検証

住宅ローンは、できれば繰上げ返済して早めに完済しましょうというのが一般的に言われていることです。

しかし中には繰上げ返済はしてはいけません。完済までしっかり払いましょうとアドバイスする人もいます。

このように話す人は保険の営業の方に多く見られます。その理由は・・・

住宅ローンには団体信用生命保険(団信)が付いているので、早く完済するとその保険もなくなってしまう。保険が残っていれば、死亡または高度障害になったときに、ローン残高が保険金で完済されるので、生命保険として残しておく方が良いというものです。

団信は民間保険会社の保険より保険料が割安ですので、団信がなくなった後に改めて他の民間の生保に加入することは確かに不利になります。アドバイス通り返済を続けた方がメリットがあるのも事実です。

ただしこのアドバイスが有効であるためには1つ条件があります。

それは住宅ローンの返済を続けることによって、将来老後資金や生活資金が不足しないことです。

割安な保険に加入していると言っても、その保険料を含めたローンの返済自体が過剰になっているなら加入している意味がありません。

この過剰かどうかの判断は、住宅ローンを利用した後の家計のシミュレーションを作って、生活資金や老後資金に影響がないかを確認する必要があります。

シミュレーションで問題がなければ、完済しないで返済を続ければ良いのですが、弊社住宅相談センターでお作りしているシミュレーションをみると、約半数の方は早期に完済しないと老後資金や生活資金に影響がある方となっています。

今から住宅ローンを利用される方は、このあたりを確認する意味でも一度シミュレーションされることをお勧めします。