通常土地は不動産業者に探してもらうものだと思いますが、業者に依頼して半年以上経つのに、全然情報が出て来ないということもあると思います。
確かに地域によっては、まったく売地が出ない地域もあるので、そういう地域での土地探しは時間がかかるのは止むを得ません。
そこで弊社住宅相談センターでは、その地域に強い不動産業者を紹介するほか、もう1つ、地域から情報を得ることをお勧めすることがあります。
今回はこの方法をご提案したお客様が、実際に土地を見つけることができたとご連絡をいただきましたので、気を良くしてご紹介したいと思います。
【地域から売地情報を得る方法】
1.地域の商店主から情報を得る
床屋さん(美容院はダメです)、タバコ屋さん(コンビニや自販機はダメです)、喫茶店(チェーン店はダメです)など地域に密着して長年商売をしている人は情報通なので、不動産情報を持っていることがあります。
今回のお客様は床屋さんから情報を得ましたが、床屋さんは私の経験上相当高い確率で不動産情報を持っています。
2.その地域で建売住宅を分譲している不動産業者
建売は土地がなければ建ちません。分譲業者は売地情報を持っている可能性が高いので、声を掛けてみるもの良いでしょう。
3.空き地について尋ねる
希望するエリアに空き地があったら、通りすがりの人に「この空き地を譲ってくれないかと思って見ているのですが。どなたの土地でしょう?」などと聞いてみます。
近所の方なら「この土地はだれだれの土地だよ。一度行ってみたら。」などとアドバイスしてくれます。
いずれにしても招来その地域に住んで、地域の方々と接することになるのですから、今から土地情報を求めて歩き回っておくのも問題ないと思います。