住宅を大手ハウスメーカーで建てるメリット・デメリット

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住宅を大手ハウスメーカーで建てるメリット・デメリット

今週は大手ハウスメーカーで住宅を新築中のお客様からの依頼で、建築中の第三者検査を複数現場でしてきました。

大手ハウスメーカーで新築するなら工事に問題はないだろうと思われる方が多いと思いますが、今週行ったうちの1件は私も聞いたことがないような大きなトラブルになっており、不信感が募ったことから第三者検査の依頼をいただいたものでした。

大手ハウスメーカーの工事といっても、すべてが完璧であるとは限らないと改めて思いました。

今まで1000軒以上の住宅を拝見してきましたが、確かに大手ハウスメーカーの工事は、地元工務店の工事より手直しの指摘箇所が少ないことは事実です。

大手ハウスメーカーは、全国的に何千棟、何万棟と施工しているので実績が豊富(その分トラブル事例も豊富)で、社内で情報を共有しており、どこかで発生したトラブルも他の地域・部署に共有し、さまざまな意見を募ることで改善していると思われます。

それに対して地元工務店は1社だけで完結しているので、トラブルに対する備えも自社だけで対応せざるを得ず、広範な情報を得て解決することに長けていません。

本来小規模な工務店なら社内の風通しが良いはずで、トラブル情報も共有しやすいはずですがそうなっていないようです。

1度あったトラブルが、別の現場行ったときに改善されずに続いている傾向があります。

最近は手直し箇所を指摘した場合、大手・地元工務店ともにほとんど手直ししてくれるので、問題が残ったまま工事が進むということはありませんが、弊社住宅相談センターなどが第三者検査に入らない現場の場合、工事の精度(施工精度)という点では、まだまだ大手ハウスメーカーに分があるように思います。