住宅ローンで給与振込が条件になる理由

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住宅ローンで給与振込が条件になる理由

前回に続いて、住宅ローンを利用する際に、給与振込をすることが条件になる理由を書きます。

2つ目の理由。

最近は超低金利や金融機関間の生き残りを賭けた激しい競争によって、住宅ローン金利は異常な低水準にあります。(変動金利型では0.2%台もあります)

これでは金融機関は収益を上げることができません。

例えば変動金利型で金利0.4%、元利均等返済、35年返済で1000万円を借りた場合、金利が変わらないとすると、35年間の総支払利息額は約72万円です。

そのうち金融機関が負担する団体信用生命保険特約料は約半額。

残りの約35万円が金融機関の儲けと経費です。これでは儲けどころか経費もなりませんね。

このような状況の中、それでも他行に負けるわけにはいかないので無理してローンを獲っているのです。

では金融機関はどこで儲けるのか?

優良と思われるお客様は、とりあえず金利を下げてでも獲っておけ。

後で保険商品や投資信託の販売、教育ローンやカード利用で稼ごうというのが今の金融機関です。これをクロスセルと言います。

クロスセルをするためには、絶えずお客様の収入の状況をチェックしておく必要があり、それをいち早く的確に把握できるのが給与振込の状態を見ることです。

ということで、給与振込は住宅ローンを提供する金融機関にとっては大変大切な条件ですので、対応できるようにしておいてください。(一部例外もあります)