【注文で住宅新築】設計・監理契約の注意点

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【注文で住宅新築】設計・監理契約の注意点

注文で住宅を新築する場合の進め方ですが、何度も経験することはないと思いますので、戸惑っていらっしゃる方が多いようです。ここでは混乱しないように、契約の進め方について簡単にお話しします。

ある程度間取りや仕様が決まったら、設計・監理業務委託契約を建築士さんや建築事務所と締結します。

ハウスメーカーのように社内に建築士事務所を持っている所は、その建築士事務所と契約することになります。

この中で建築士が行う業務は何かが明示され(図面作成の範囲や期限など)、具体的な設計業務に入ります。

また設計・監理業務委託契約に調印する前に、建築士からその内容について重要事項の説明を受けることになっています。

ここで注意していただきたいのは、建築士さんは設計をするだけでなく、監理業務も行うということです。

監理業務とは設計図通りに工事がされているかを確認し、問題があれば是正して、その内容を業務報告書をもって施主さんに連絡することをいいます。

ところが実際は、現場を見て監理している建築士さんは少数派です。現場監督や中には職人さんから聞いた内容をそのまま書いている建築士さんもたくさんいます。

そこで確認していただきたいのは、
1.監理はどなたがしてくれるのか?
2.工事期間中、何回監理してくれるのか?
3.監理した内容はいつ、どのような方法で知らせてくれるか?
の3点です。

理想の回答を書きます。

1.監理建築士自身が現場に出向いて監理します。
至極当然ですが、ほとんど守られていません。

2.完成まで毎週1回監理します。
これは理想です。
実際弊社の建築士はそうしていますが、多くの建築士は「工事期間中4回~5回」というのが多いと思います。出て来ないよりは良いとしましょうか。

3.監理する都度、翌日までにメールでお知らせします。
これも弊社の建築士はそうしていますが、多くの場合「監理業務が終了したら、まとめて書面で報告します。」となっています。

終了した後に、まとめて知らせていただいても、どこをどう直したのか確認することができません。必ず翌日までに知らせていただきたいものです。

ということで、この「設計・監理業務委託契約」は、あまり知られていませんが、家づくりでは大変重要な書類になります。必ずご確認ください。