住宅新築で避けたい海外部材の施主支給

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住宅新築で避けたい海外部材の施主支給

以前も書きましたが、住宅を新築する際に海外の部材(キッチンやタイル、照明などが多いです)を施主様自らがネットで注文して取り寄せる「施主支給」は避けた方が良いという話。

理由は・・・
1.納品時期を確定しづらい。工程に合わせて納品できない。

2.現場に納品された部材の保管責任は誰が負うか?その費用は?

3.施工は誰がするのか?当然建築会社ということになりますが、その工賃はいくら払うのか?施工方法(メーカーマニュアルなど)を十分理解しているのか?

4.日本の製品より品質にばらつきがある。

5.施工後の建築会社の責任の範囲はどこからどこまでか?

などなど山ほど問題があるので、できれば避けたいところです。

先日完成検査をした住宅では、ドイツ製のサッシが1枚、納品時にすでに割れていました。

代わりのサッシが届くまで2カ月かかるとのこと。仕方がないので割れたサッシを付けたまま引き渡しました。建築会社もいい迷惑です。

他の現場では、イタリア製のタイルの色が少しづつ違っているということもありました。

外国のタイルは、日本ほどきちんと色が揃っていないのが普通です。日本を基準に考えるとトラブルでないことまでトラブルになってしまいます。

施主支給、特に外国製の部材は避けましょう。