世界的な金利上昇で、住宅ローンは変動金利が良いか固定金利が良いかというご相談が増えています。
結論を先に申し上げると「それは誰にもわからない。」です。住宅ローンの返済期間は長い人で35年。その間の金利の動向を正確に当てられる人は誰もいません。
ですから、あなたが金利上昇の「不安」に耐えられるかどうかが一番の答えになるので、私には正解を出せません。
ただ最近は便利になっているので、パソコンでいろいろなケースをシミュレーションすることはできます。
借入額:1000万円 返済機関:35年
返済方法:元利均等返済 の場合・・・
現在の固定金利【フラット35】1.44%で借りると、総返済額は約1,274万円になります。
これを変動金利0.5%でスタートし、6年目から1%、11年目から2%に上昇したとすると、総返済額は約1287万円。
両者の総返済額に違いはないのですから、変動金利がこの程度上昇しても「損する」ことはありません。
もしこの程度の上昇で家計が破綻したら、それは変動金利型のせいではなく、資金計画自体が間違っていたことになります。
更にこの程度の緩い上昇ではなく、急上昇したらというシミュレーションもできますが、バブル経済当時、変動金利型の住宅ローンを借りていた私の場合、2年間で3%ほど上昇しましたが、返済期間は5年間変更されないので、家計がただちに破綻することはありませんでした。
またその後低金利時代に突入したので、「結果としては」借り換えをしなくて良かったですし、変動金利で良かったことになりました。
変動金利を選んだ人が、仮に破綻するとすれば、6年目に返済額が急上昇したときでしょう。
ということで、金利のことをこのように気にするのが嫌だという方は固定金利型で借り、返済額が上昇しても問題ないという方は変動金利型を利用されれば良いと思います。
その判断のためには、住宅購入後の家計にどの程度余力があるかをある程度シミュレーションしておくことが必要です。
弊社住宅相談センターでは、まずは家計のシミュレーションからお手伝いしています。
