私の自宅が５ケ月も売れないのを見て、高く売りますとDMを送ってきた業者の話の４回目。

この業者のDMにある売れない物件の特徴の４つ目は「知人OR買替先不動産会社　手抜き型」です。

「知り合いの不動産会社、買替先の不動産会社で本当にその中古マンションは売れますか？」と書いてあります。

「知り合いの不動産会社」は、確かにマンション販売に強いかどうかわかりません。おおよそ地元不動産会社は、中古マンションの仲介はどちらかというと苦手ではないでしょうか？（土地には強い）

また買替先不動産会社というのは、住み替える物件を購入したときに利用した不動産会社のことで、住み替えの場合は、買った物件を仲介してくれた同じ不動産会社で売却すると良いというのが原則になっています。

この業者が言うのは「買替先不動産会社は、売るのが目的で売却は二の次ではないか」ということのようです。

ただ通常住み替えの場合の資金計画は、現在の自宅を売った資金を購入資金に充てることが多いので、買う方ばかり一生懸命で売る方が二の次ということはないと思います。自宅が売れなければ、買う方の資金計画が立たず契約が成立しませんから。

ちなみに今回の私の住み替えは、まず住み替え先を購入して引っ越ししておいてから、空き家になった自宅を売り出しており、住み替えと売却の資金計画はリンクしていないのでこの指摘は当たりません。

さてここまでこの業者のＤＭの中からご紹介してきましたが、最後にこの業者をどう評価するか？次回書きたいと思います。