昨日の話を再度しておきたいと思います。

最近のトレンドでは、土地やマンション、建売住宅を探しに行く前に住宅ローンを申し込む金融機関をある程度決めておく必要があります。

そうしないと必ずしも自分に合った、あるいは有利な住宅ローンを選ぶことができないまま購入しなければならなくなります。（その理由は、昨日このブログに書きましたのでご覧ください）

例えば先日弊社にご相談があったお客様の例では、新築建売物件で住宅ローンの事前承認が取れている順に優先交渉権が与えられることになっていたので、仲介業者が勧める金融機関にとりあえず申し込んで承認を取り、無事交渉が成立したのですが、引き渡しまで時間がなかったので、結局その金融機関を利用することになったというものです。

仲介業者が勧めたのは、住宅ローンの借入額４０００万円、元利均等返済の３５年返済で、総返済額と事務手数料・保証料などを合計すると総支払額が４，４１２万円になりました。

仮にもっと有利な住宅ローンを探す時間があれば、４，３３３万円の金融機関がありました。この差７９万円。

ネット銀行を利用できれば、さらに有利な金融機関もありましたが、今回は引き渡しまでの時間が足りませんでした。

事前に準備しておくだけで、この差が出るのは大きいと思いますが、いかがでしょうか？