昨日借入をして賃貸マンション投資をしていても、順調に経営している限り住宅ローンの審査には影響しないと書きましたが、ごれにはもう少し解説が必要です。
例えば賃貸マンション1室のみを所有している場合、仮にその部屋が空室になる、あるいは賃料が低下するようなことがあると返済に困るケースが出てきます。
住宅ローンの審査を受ける金融機関としては、当然そうしたリスクを見込んで審査します。
賃貸マンションの返済と住宅ローンの返済が重なったとしても、住宅ローンの返済ができるか?そう考えるでしょう。
そうすると賃貸マンション1室だけの投資はリスクが高すぎます。できれば2室以上保有する方が良いでしょう。仮に1室が空室になっても、他の部屋の賃料が入ると考えることができます。
また昨日も書きましたが、最近のマンション投資の事業シミュレーションは、家賃収入−運営経費が赤字=持ち出しになっているケースがほとんどです。
その代わり所得税の還付があるので、キャッシュフローは何とか黒字という考え方です。
このあたりも金融機関としては歓迎しないでしょう。投資は投資でしっかり経営しているという事実を見せないと審査上不利だと思います。