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変動金利から固定金利へ借り換えるチャンスか?

一昨日大手銀行やネット銀行の3月の住宅ローン金利が発表され、10年以上の長期の固定金利型ローンの金利が大幅に上昇しました。35年固定金利型で0.2%上昇した銀行もあります。

世界的なインフレと金利上昇、そしてウクライナ情勢で、日本の長期金利(10年物日本国債の利回り)が上昇したことが影響しました。

これを受けて変動金利型住宅ローンを借りていらっしゃるお客様からは、借り換えのチャンスではないかという問い合せをいただきました。

一昨年までに変動金利型ローンを借りた方の金利は0.5%台~0.975%程度と思われます。

今月3月の10年固定金利選択型ローンの金利を見ると0.6%台の金融機関もあるので、今後の金利上昇を避けるために、これら固定型に借り換えるのは有効な手だと思います。(金利の比較だけで手数料等は考慮していません)

また長期固定金利型(一般的には最長35年)では、現在驚異の0.9%台の金融機関があります。ここまで来ると変動だか固定だか区別ができないほど差がないことになります。借り換えるメリットは十分あるように思います。

以上のように変動金利型から固定金利型への借り換えを検討される方には、絶好の借り換えのタイミングと言えると思います。

ただし誤解がないように申し上げますが、世界的なインフレと金利上昇の影響を受けるのはあくまで長期金利であって、変動金利型住宅ローンに関して言えば、今月もまったく変化がありません。

変動金利は政策金利(短期プライムレートなど)が上昇しなければ上がらないので、ある程度景気が良くならないと現在の水準のままということになります。