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ハウスメーカーの営業スタイルは旧態依然

私もハウスメーカーの営業責任者をしていたことがありますが、そのときの反省の意味も込めて書きます。

ハウスメーカーの営業マンは、成約して売り上げを上げるのが仕事です。これは当たり前のことですね。

営業成績は月次で集計されるので、目標値(ノルマとも言います)は月次で決まっています。

そうなると、例えば今月はすでに2月7日ですから、あと20日そこそこで如何にして契約を取るかを考えます。

リミットは2月28日月曜日です。(今月は日が少ないので大変です)

ところが、28日の日柄は「仏滅」です。できる営業マンは、このことがわかっているので、前日27日日曜日(先負)の午後からとか、26日土曜日(友引)、もっと気が利く営業マンなら23日祝日の大安に契約しようと計画するはずです。

しかしそれは営業マン側の事情であって、お客様にとっては月内契約でなくても問題ないわけです。

お客様のことを考えるのであれば、納得されるまで打ち合わせたうえで契約書に調印していただくことが望ましいと思います。

でも営業マンはそういう訳には行かないので・・・
「今月契約していただいたら、何百万円値引きします。」
「今月契約だけの特典です。来月はありません。」
「間取りは契約した後でも変更できますので、今月とりあえず契約しましょう。」
などとセールスするのです。

中には「私を信用して任せてください。」と土下座をする営業マンもいます。

この姿勢は旧態依然、私が営業をしていたころから何も変わっていません。

しかしこれによってお客様にメリットはほとんどありません。むしろ十分打ち合わせていなかったためにトラブルが増える方が多いと思います。

先月、弊社の『建築あんしんパック』のご依頼をいただいているお客様に対する月末の営業を逐一ご報告いただいていたので、相変わらず同じことをやっているなと思い、本日注意点として書いたものです。

もちろん弊社のお客様は契約されませんでしたが、1月限定だったはずの値引き幅は、今月も変わることはなかったと報告をいただきました。