昨日は、ある企業の社員様向け住宅セミナーの講師を務めてきました。
社宅に入居している社員様に持ち家取得を推奨するセミナーで、大手ハウスメーカーが協賛していました。
昨日のお話は『失敗しない間取り空間の3大秘訣』という込み入ったテーマで、間取りづくりの注意点を少々マニアックな視点からお話ししました。その一端をご紹介します。
まず間取りづくりを始める前に必要なこととして、家族の要望を取りまとめるという作業が必要になります。
ご主人と奥様がまったく正反対の要望を持っていることは、よくあることです。このあたりを話し合って調整しておく必要があります。
そしてその要望をまとめるときのポイントは「どんな間取りが欲しいか」ではなく「その家でどんな暮らしがしたいか」で考えることです。
例えば「15畳のLDKが欲しい」ではなく、「月に1回は親しい友人を呼んで一緒に料理を作って試食会をしたい」ので、広めのキッチンが必要。結果として15畳のLDKが必要になるという具合です。
もう1つ例を挙げると「外から帰ったら、コートも上着もズボンもすぐに着替えて、ソファに飛び込める生活をしたい!」という要望なら、玄関脇に広めのクローゼットを用意するというようにです。
どうしても間取りづくりを始めると、何畳の部屋が欲しいという話が先に出てしまいますし、ハウスメーカーの営業マンも「何畳必要ですか?」と質問しがちですが、実際の生活は何畳に住むわけではなく、どんな住まい方・暮らし方をしたいので何畳になるというように考えると良いと思います。
間取りづくりは
1.まず家族の要望整理
2.どんな暮らしをするかを確認
ここから始まります。
引き続き昨日お話しした間取りづくりの考え方について書きたいと思います。
