なぜ新築中の住宅のホームインスペクションをするのか?

住宅のこと相談して安心・安全・スムーズ

名古屋エリア随一の住宅相談専門の事務所
100%相談者のための家づくりをサポート

ご相談・お問合せ

【TEL受付】10:00~18:00 水曜休

  1. トップページ
  2. オフィシャルブログ
  3. なぜ新築中の住宅のホームインスペクションをするのか?

なぜ新築中の住宅のホームインスペクションをするのか?

弊社住宅相談センターでは、住宅新築中に第三者として現場に行って監理するホームインスペクションをやっています。

これに対して建築士やハウスメーカーの営業マンからは、「建築士が監理するので費用の無駄ですよ。」とか「法律で決まった指定検査機関が検査するので、同じことを頼むのは無駄ですよ。」という話が出ます。

この話はある意味正解ではありますが、完ぺきではありません。

建築士は建築士法で現場の監理をしなければならないことになっていますが、ほとんどの住宅の新築では建築士が来ることはありません。(良心的な建築士さんはちゃんとやっていますが)

「御社は建築中に建築士さんが監理してくれますよね?」と一度確認してみてください。

自信を持って「はい!」と返事が来ることは少なく、何かしらの条件を付けて来ることがほとんどだと思います。

残念ながらこれが実情です。

したがって仮に建築士さんが監理に来ても、日頃監理業務に慣れていないので、何をチェックした良いかわからない建築士さんもいらっしゃいます。

指定検査機関については、その現状を少しでも解消するために設けられた組織です。ちゃんと決められた検査はやっています。

が、あまりに検査の件数が多いので、現場を見る時間も短く、いきおい決められた項目だけをチェックして帰るということになります。

実際指定検査機関の検査が終わった後に、弊社が第三者検査に入ることが多いのですが、完璧!ということはなく、いろいろ手直しをお願いすることが多いのです。

また検査機関に依頼するのは建築会社であって、施主様ではありません。もちろん費用は施主様が出しますが、依頼人は建築会社です。

指定検査機関としては建築会社が常連のお客様であり、施主様は一見さんです。どちらの意向が反映しやすいかは考えるまでもありませんね。

理想を言えば、建築士さんが法律に基づいてきちんと監理していただき、指定検査機関がじっくり検査してくれれば問題ないのですが、現状それを要求することは難しいので、施主様が費用を負担して弊社のような第三者検査を入れるのは、より完璧な住宅にするためのセカンドオピニオンとして有効だということになります。