愛知県刈谷市役所主催の『空き家対策セミナー&個別相談会』に講師&相談員として行ってきました。
このブログを見て来場いただいた方も多かったようです。ありがとうございました。
昨日のセミナーのタイトルは『刈谷市内でも、こんな家が空き家になる~空き家で困らないために』でした。
トヨタグループ企業が集積し社員の住宅取得意識の高い街で、人口も増加しており(今年は新型コロナの影響で横ばい)、地価の上昇率は県内10位、空き家率は7%台と全国の半分程度の自治体にもかかわらず、将来空き家が増えることを何とか阻止しようとの市役所の意向がありました。
そのためには「空き家なんて地方の田舎の話」と考える方に1人でも多く来ていただくことが必要でした。
この種のセミナーは、どうしても現に空き家で困っている方が多くいらっしゃいますので、そうでない方にも来ていただくためにつけたタイトルでした。
結果たまたまた私が相談を受けた方は、「今80歳で夫婦と娘の3人で住んでいるが、将来空き家になる可能性が高いと思うので相談に来た。」という方で、まさに狙い通りの相談内容でした。
詳しい内容は書きませんが、今から対策しておけば、空き家でお嬢様が困らなくて済む内容でした。
空き家対策は空き家になってからでは遅いのです。
刈谷市のように、空き家であっても普通の不動産として売り出せば、間違いなく売れるエリアでさえそうなのですから、そうでない地域では、住宅を所有している段階から将来のことを考えておく必要があります。
昨日ご来場いただいた方は、どのような悩みを持っていらっしゃったかはわかりませんが、少なくともご相談いただいた方の内容を見る限り、何とか目的を達成できたのではないかと思っています。
住宅を所有していらっしゃるみなさん、是非自宅の将来について考えてみていただきたいと思います。