既存(中古)マンションの購入を検討したいという方に同行して内覧してきました。
弊社住宅相談センターが第三者として内覧に同行することに意味があるのかと思われる方も多いと思いますので、今回のケースをご紹介します。
今回はリフォーム済みのマンションで空き家です。
1.外壁や屋上、バルコニーなどの状況を見て、事前にもらった修繕履歴と合うかどうかを確認。近々大規模修繕が必要かどうか?その場合の修繕積立金は賄えるかをチェック。
外壁は前回の修繕で補修したようですが、防水工事はしなかったようです。数年後に一時金の負担数十万円発生する可能性がありました。
2.間取り図を見て気になる空間が部屋の横にありました。現地を見たところエレベーターピットと判明。
お客様にピットに接している部屋で耳を澄ませていただき、私がエレベーターを操作。やはり少し音がします。お客様はこの部屋を寝室に予定していたようで、防音対策をする必要があると判断されました。
3.その他、事前にお客様の要望をお聞きしており、その所以外になりそうな箇所(共用部分も含めて)をチェックしましたが問題なさそうでした。
4.電車の音がすることは気づいていらっしゃいましたので、窓に内窓を設置したいとの要望が出ました。その場合窓枠は70㎜必要になるのですが、現状は30mmしかありません。
現地で「この程度内側に枠が出ます。」と説明。その程度なら問題なしとの回答をいただきました。このようなアドバイスもします。
1と2をご了承いただいて購入するかどうかをご家族で検討することになりました。
物件の内覧のときは、お客様の要望に合うか合わないか、お客様が気づかない箇所がないかを中心に確認します。
※住宅相談センター内覧同行業務