家の建て替えでお世話になるのが解体業者さんです。おそらく一般の方は一生に1回お世話になれば良い方で、多くの方には無縁の業界です。
いきおい選ぶときは価格勝負になりがちですが、これは要注意。解体業者選びには価格以外にポイントがあります。
解体作業は音やほこりが出て近隣にご迷惑を掛けることが避けられない仕事です。ときには振動で家の壁にひびが入ったという深刻なクレームが出ることもあります。
それを施主(解体の発注者)に迷惑を掛けることなく作業を終える業者が優秀な業者です。そのためには・・・
近隣あいさつを丁寧にする。
現場には即対応できる人材がいる。
防音・防塵・養生が徹底している。
こういう基本的なことが大切ですが、最近は外国人(おもにトルコの方が多いようです)しか現場にいない業者もあり、隣人もクレームを言おうにも言えない。言っても日本語が十分通じない。それによって余計にクレームが大きくなることもあります。
解体業界はもはや外国人を抜きにして成り立たない業界で、外国人にも優秀な現場監督さん・職人さんがいることも事実です。弊社では外国人がいるかも知れませんが、ノークレームで作業を終わらせることができる優秀な業者だけを紹介しています。
この点は永年の付き合いだからわかるだけで、ホームページなどを見ても区別はできません。価格だけではないことだけをご理解ください。
なお最低限資格を保有していることは言うまでもありません。
請負金額500万円以上は建設業免許。500万円未満は解体工事業登録があること。
また廃棄物処分に関して、マニュフェストのうちE票(最終処分終了票)を発行してくれる業者であることは必須です。
そのうえでノークレームの業者さんを選んでいただきたいと思います。