住宅の新築工事で10年に1度のトラブル相談

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住宅の新築工事で10年に1度のトラブル相談

注文で自宅を新築されている方からお問い合わせがありました。

「着工後、基礎が配置図から数十㎝違うところに建ていることがわかった。」というものです。10年に1度あるかないかの大問題です。

これを放置すると、次のような問題が考えられます。
1.軒やバルコニーが敷地から飛び出る。
2.給排水管が埋設できない。
3.給湯器や室外機を置く場所がない。
4.勝手口扉を開けられない。

それよりも法律上は・・・

5.数十㎝も違うとなると、設計の重大な変更に当たり建築確認申請の出し直しが必要になる。

6.建築基準法の採光計算や各種斜線制限、延焼ラインなどの制限にかかることがある。

などが考えられます。

また基礎をやり直すとなると・・・

7.工期が間に合わず子供の通学・通園に影響する。

8.(建て替えの場合)借り住まいやトランクルームの費用がかかる。

9.自宅を売却していれば、買主との引渡日の約束に間に合わないことがある。

10.住宅ローンを利用していれば、つなぎ融資の金利負担が増える。

このお問い合わせに対しては、弊社住宅相談センターは残念ながらすでに法律問題になっているため、弁護士法に抵触することになるので対応することができません。法テラスや弁護士さんをご紹介することになります。

弊社に建築中のホームインスペクション(住宅診断)をご依頼いただいているお客様であれば、弊社の検査で発見できたかも知れませんが、弊社の検査も通常最初に現地に伺うのが、基礎配筋検査時なので、その場合はすでに基礎工事が半分終わっており、いずれにしてもやり直しになることは避けられなかったと思います。