家づくりの最終工程に内装工事があります。
床材、壁材を中心に家具・照明工事まで含む場合もあります。
最近何箇所の完成現場を拝見しましたが、住宅本体と同様、出来栄えの差が激しいというのが正直な感想です。
総じて大きな工務店・ハウスメーカーの現場は出来が良く、ローコスト住宅の現場はよろしくない。
巾木の入隅・出隅がしっかり結合されていない。
入隅でクロスを合わせている。
モザイクタイルの並びがまっすぐではない。
クロスにエンボス(下地の膨らみ)があるなどです。
これはあくまで想像ですが、現場監督あるいは監理者が確認せず、職人さん任せになっているのではないかと思います。
最終的には完成検査を行うはずですが、内装工事は細かな部分になるので検査する人も見逃しているかも。
最近はコロナ禍で在宅勤務が増えた影響で、家にいる時間が長くなったせいか、内装が気になって模様替えをする人が増えているらしく、内装業者はてんやわんやの大忙しです。
それでも仕事はきちんとやっていただきたい。
弊社住宅相談センターにできることは。完成検査に同行して内装工事をチェックすることくらいでしょうか。
内装部分は毎日目にする箇所なので、引き渡しまでに完全に直してもらうようにしましょう。