住宅ローンを借り換える手間を考えれば、今利用している銀行に「借り換えを検討しているが。」と交渉して、金利を下げてもらったらどうかという声を聞きます。
もちろんその通りですが銀行も商売です。検討していると言うだけで「わかりました、金利を下げます。」とは言ません。
必ず「どちらの金融機関さんに借り換えますか?」と質問されます。また「その条件は?」とも聞かれます。
ここで具体的な金融機関名と融資条件を答えられなければ、相手にされません。
一番良いのは金融機関が配っているキャンペーンチラシなどを持参すると説得力があります。
しかしだからと言って、他行と同じ条件に下げてくれる訳ではありません。他行に借り換えるときは、それなりの諸費用が必要になるので、その費用が不要になることを考慮した金利を提示してきます。
借り換え検討者は、どちらの金融機関が良いか迷うようなギリギリの金利です。
ということで、今ローンを利用している金融機関に借り換えの交渉するときは、必ず具体的な他行の条件を提示する必要があります。