今回の話は先日も書きましたが、またまた同じご相談がありましたので書きます。
シニアの方の家づくりで、住宅展示場に行って担当になった営業マンが20歳代の若い人でどうも話が合わない。担当を替えるにはどうしたら良いかというご相談がありました。
家づくりが2回目のシニアさんと、一度も建てたことがない20歳代の営業マンさんでは、確かに話が合わないでしょう。
シニアさんとすれば最後の家づくりなので、プロとして素人が気づかない点を提案してほしいという希望がありますが、ハウスメーカーの営業マンと言えども、一度も自分の家を建てたことがない若手営業マンさんは物足りなく感じられたと思います。
このギャップを解消することはできないでしょうか?
営業マンを交替することは相当難しいです。住宅という大きな「商品」を売る競争の中にいる営業マンですから、一人でもお客様を逃したくない。
自社がまったくダメと言うなら納得できるが、必ずしもそこまで言われている訳ではない。できるなら最終結論が出るまで自分に担当させてほしいと考えます。
これは私がハウスメーカー在籍中から思っていたことですが、お客様も営業マンも互いに不幸な話です。営業の責任者としては、何とかマッチする担当者を付けてあげて、一刻も早く成約に結び付けたいと考えていました。
しかしそう簡単にいかないのが実情です。
そこで退職後、お客様が求める営業マン像に近い営業マンを紹介することで、互いにストレスなしに家づくりが進められるようにしようと思い立ち、ハウスメーカー紹介のメニューを用意しました。
そしてハウスメーカーだけを紹介するのではなく、営業マンの性格や態度、男女、老若、禁煙可・不可なども含めて、できるだけお客様の要望に合った営業マンに担当していただけるようにお願いしています。
すべてが完璧ということはないと思いますが、展示場にいきなり行くよりはストレスが少ないと思います。
これから展示場に行こうとお考えの方は、その前にご相談ください。展示場でアンケートに記名すると、好むと好まざるとを問わず、その段階で担当営業マンが決まってしまいます。